車両走行音軽減の対策について。

Tag: コーラルスタッフ、

レール


IMG_0474-2.jpg

この記事を書いている人
いのうえ ともあき(井上 朝陽)
→詳しいプロフィールはこちら


本日、コート武蔵小金井のご紹介をさせて頂きました。
物件詳細は、こちら→クリック
こちらの物件は、目の前にJR中央線が通っており、物件位置だけで考えると電車の車両走行音が気になる物件ですが、しかし、現在の車両走行音対策が凄い。

今回ブログの記事にしたいのは...
従来の車両走行中の「ガタンゴトン・ガタンゴトン」という音ではなく、スイーッと電車が通過する事についてみなさんはお気づきでしたか?

そもそも、なぜ「ガタンゴトン・ガタンゴトン」と言う音がするのでしょうか?

解答
・車両がレールとレールの継ぎ目を通過する時に出る音でした。
rela.jpg

しかも、その継ぎ目にはわざと若干の隙間を作っていた為、余計に音を出していたそうです。

隙間は重要度満載だった。
夏になると暑さでレールが伸びてしまい、継ぎ目をピッタリに合わせてしまうと、夏に鉄が伸びレールの先端がつかえてしまいレールが横に曲がってしまう為、予め隙間を作っておく必要があったそうです。
また、1つのレールの長さが25mの長さを使用していた為、電車1両の長さよりちょっと長い程度だから電車が走る毎に「ガタンゴトン・ガタンゴトン」と常に音がしていたらしいです。

解決方法が見つかった。
それは、従来の25mレールではなく200m以上のロングレールを使用すれば継ぎ目が少なくなり「ガタンゴトン・ガタンゴトン」と言う音が無くなるとの解決法だった。なんと簡単!
また、音が軽減されるだけでなく車両走行中の振動も軽減され乗り心地が良くなるとの事。
なんと良い事尽くめ...
しかし、変更する為には大きな課題があったらしく、上記でもお伝えした「夏場のレールの膨張が心配」だったそう。
従って、最初はレールの膨張が少ないと考えられた比較的気温が一定のトンネルや地下鉄だったらしい。

しかし、日本の研究は凄い!
鉄道技術者の研究により、膨張している箇所は「レールの端の部分だけ。レールの長さと伸びる長さは比例しない」と判明した。
よって現在では、JRの在来線や大手私鉄でもロングレールに交換が進んでいる。因みに、今ではロングレール同士の継ぎ目部分も音が出にくく対策がされているらしく、殆ど音が出ないとの事らしいです。

まとめ
現在は駅近物件が動いておりますが、どうしても車両走行音など我慢ポイントが従来ではありましたが、このロングレールに代わっている事により音なども軽減され住みやすくなったと思います。
今日ご案内した「コート武蔵小金井」は、線路が目の前にあると思えないくらいの静かさでびっくりしました。
是非、物件詳細をお知りになられたい方は、弊社宛にお問合せ下さい。
ご連絡お待ちしております。

コメント


認証コード6728

コメントは管理者の承認後に表示されます。