雨の日だからこそわかるんです。土地建物はここを見て!

九州に続き、関東甲信越地域まで梅雨入りしましたね。
しかし九州、四国以外の地域は平年より雨が少ない状況が続いていとのこと。

ニュースで言ってましたが、湧き水に頼る新潟県長岡市栃尾地域の棚田では、今冬の雪不足に加え少雨が続き、
苗を植えても、田んぼに水がなく、ひび割れも始まっていて田植えができない状況らしいです。

農家は、少雨で野菜の生育も伸び悩み、「このまま夏になったら、どうなるのだろう」とな収量が減る恐れも出ています。
梅雨に雨がなければ私たちの食生活にも影響するだけに、雨は降ってほしいものです。
さて、今日は、雨の日だからこそわかる建物内覧時のチェックポイントについてご説明します。

雨の日だからこそわかるんです。土地建物はここを見て!

    
 

実は不動産を見るのに雨天は好条件なんですね。
えっ、雨が降っていたらちゃんと見れないじゃないかとのお言葉が。
確かに、雨が降っているとちゃんと見れない場所もあるかもしれません。
しかし、雨だからこそ分かることもあるんです。
実は、晴れていたらわからないけど、雨によって建物の劣化が隠れていることがわかることがあるんです。

では、具体的に見ていきましょう。

雨の日の物件内覧時は、建物のこんなところをチェックしてみてください。

水溜り

建物周辺(敷地)

雨天時は、目的物件(建物や敷地)周辺の土やアスファルト地面、建物玄関部などにある程度の雨水は溜まるものです。
ですが、周辺に比べて不自然な水溜まりが局部的にある場合は、雨が上がってもそこだけ水溜りが残り、ぬかるみが続き歩きづらくなるかもしれません。

水溜りやぬかるみは、居住者が通行しづらかったり引いては怪我の原因場所になることもあります、
また場合によっては虫が湧くことも有るでしょう。
晴れの日ではわからない危険が発見できることが有ります。

共用廊下

屋外にある共用廊下(屋根が有っても)は、雨水で濡れることにはまったく問題はありません。濡れて当然なのですから。
しかし、水溜りが出来てしまうと、雨が止んだあとも水溜りが残ってしまうことがあります。
この水溜りが実は思わぬ原因となり室内雨漏りを引き起こす場合があります。
また、アパートなどの場合玄関先に水溜りができた場合、外出時に出れない場合もあります。
共用廊下の排水口が詰まっている場合もあり、管理がちゃんとされているかの判断になります。

ベランダ

ベランダの床にある排水口が落ち葉などでふさがれている場合によくプールのように水が大量に溜まることがあります。
これが原因で雨漏りが起きる場合もあります。
ベランダの排水口は良く詰まるポイントでもあるので、ベランダはしっかり排水できるようになっているか見ておきましょう。

建物の汚れ

また、実は、雨水で建物表面に残っていた埃や汚れなどがはっきり鮮明にわかることもあります。


雨で建物の人生が洗い流されればいいのでしょうけど。この場合の雨は土地建物の今を鮮明に浮き彫りにすることになるんですね。

コメント


認証コード2976

コメントは管理者の承認後に表示されます。