お客様満足のためのサービスとは~LGBTと住まい~

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レインボーフラッグ


ごんだです

この記事を書いている人
ごんだなみ(權田菜美)
元・大学研究所職員。コーラル(株)の経営戦略室で働いている。お客さまにコーラルのサービスをお届けするために、自社サイトを作ったり、企画を考えたり、ブログを書いたりしています。


みなさま、こんにちは。コーラル、経営戦略室のごんだです。もはやGWが遠い昔のような気分です。
皆さんは、GWどのように過ごされましたか?コーラルも5月2日~5日まで4日間、お休みを頂戴いたしまして、ありがとうございました。おかげさまで、私も、御岳渓谷へおでかけし、自然の中でリフレッシュできたり、ルームメイトとランチをしたり、堀切菖蒲園駅周辺の商店街をディープ街歩きしたりできました。

さてさて!GW最終の土曜日、代々木公園では、東京レインボープライドというお祭りが開催されていました。東京レインボープライドというのは、

「性的思考や性自認(SOGI=Sexual Orientation, Gender Identity)のいかんにかかわらず、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、各個人が幸せを追求していくことができる社会の実現を目指すイベントの総称です。」
(東京レインボープライド ウェブサイトより引用。詳細はこちら

SOGIよりも、セクシャルマイノリティという言葉や、レズビアンやゲイ、LGBTという言葉のほうが聞いたことがある方のほうが多いかもしれませんね。
左利きの人と同じくらい、もしくは学校の1クラスにひとりの割合でいると言われているのが、このセクシャルマイノリティなんです。日本において、7.6%、13人にひとりの計算です。

今年の東京レインボープライドへの参加者は、過去最大の10万人を超える人の参加があったそうです。
出展企業も、アルファロメオ、ライフガード、LUSH、DIESELなど超有名どころです。また賛同したフジテレビが、お台場の社屋を6色の虹色でライトアップしたことも話題でしたね!6色のレインボーカラーは、セクシャルマイノリティの方のテーマカラーですね。旗になったりしています。

不動産業界、セクシャルマイノリティ・フレンドリーに挑む

今日、突然こんな話をしましたのも、セクシャルマイノリティの人びとへの社会的にも偏見が少しずつ薄れていっているなかで、不動産業界でも彼らを支援しようという動きがあるのを発見したからです。お客様に喜んでいただくために、マイノリティと呼ばれ、まだまだ偏見の多い人びとへの対応をしているのは凄いことだと思います。(こうやって社会を動かしていく働きかけをしている当事者や支援者の方が、いちばんすごいのですが)

他にも活躍なさっている企業はあると思うのですが、インターネットでの情報発信にも力を入れている以下の3社のご紹介をしたいと思います。

プリンセススクゥエアー

LGBT不動産(リブスター不動産)

SUUMO for LGBT(SUUMO)

では早速見ていきましょう!

プリンセススクゥエアー

プリンセススクゥエアー様へのリンクはこちら
ページ開設時のお知らせは、こちらからご覧になれます。

プリンセススクゥエアー様は、都内の中古マンションの売買仲介をなさっています。専任の担当者を置いて、対応していらっしゃいます。専任の担当者がいるというのは安心ですね!

LGBT不動産(リブスター不動産)

LGBT不動産様へのリンクはこちら

ウェブサイトに「お部屋探しに多数実績のあるリブスター不動産が、2013年6月に立ち上げた不動産事業です。」とあります。賃貸業務をなさっています。こちらも特化して事業をなさっているので安心ですね。
サイトもLGBTフレンドリーが前面に出ていますね。

SUUMO fot LGBT(SUUMO)

SUUMO fot LGBT(SUUMO)様へのリンクはこちら

テレビCMでもおなじみのSUUMOです。賃貸が中心ですが、新築マンション購入の個別相談講座も2017年5月1日にスタートさせたそうです。しっかり90分。これは安心ですね!
東京レインボープライドにもブースを出展されていますね。SUUMOくんと写真が撮れるフォトブースだったようです。楽しそう!行きたかったです~。

私もLGBTフレンドリーな不動産企業があるとは知りませんでした。ある日の休日、SNSをチェックしていたら、SUUMOの記事が目に飛び込んできて、

「SUUMOがこんなことやっているなんて知らなかった!!」

と感動し、日を改めてググってみますと、上記3社に出会いました。どのサイトにも、LGBTだからこその苦労や、困難性も書かれており、改めて、大手を含めた不動産会社が動いていること、不十分かもしれませんが、業界の大きな1歩として受け止めました。

不動産業界は古い業界であることもあって、良くも悪くも保守的なところがあります。だから、コーラルの仲介手数料半額という価格設定だけで、とても画期的なものになる、という側面があります。

人権としての「住まい」

多くの方にとって「住まいがあること」「家に住めること」は当たり前のことです。人間の暮らしとして当然のこととして受け入れられている、自明の事実だと思います。これが叶わないことがあるのはが人権侵害だということは、社会権規約(経済的、社会的及び文化的権利に関する国際条約)11条で確認されています。「居住権」「居住の権利」とも呼ばれる人権のひとつです。

こういった国際的な宣言文などの大義名分はとても美しく、人間ひとりひとりを尊重する理想が描かれていると思います。その中に、住まいに関する記述があるのは、人間が生きていくうえでとても重要だと思います。

ただ、それを実践するのは、社会的インパクトもありませうし、勇気と決断の必要なことです。そこを率先して、ビジネスにも反映させている企業、英断されたその企業のトップの方々、実行なさっているそこで働く方々に敬意を表さずにはいられません。

美しい大義名分を現実のものとしていくひとつひとつの行為は、泥臭く、苦労があるに違いありません。

映画「パレードへようこそ」

ここでひとつの映画を思い出しました。邦題は「パレードへようこそ」。

実話に基づくドラマで、ストーリーは、1984年、”鉄の女”マーガレット・サッチャー首相の新自由主義政策が吹き荒れる中、不況に揺れるイギリスで、サッチャー首相が打ち出した20か所の炭鉱閉鎖案に抗議する炭鉱労働者によるストライキが4カ月もの間続いているような状況でした。そこに、ロンドンに住むセクシャルマイノリティの若者たちが、炭鉱労働者の支援をしようと募金などの活動をスタートさせる・・・こんな始まりでした。
公開時に友人と銀座で鑑賞し、ふたり共、化粧がボロボロになるまで泣き、上映後に銀座松屋のパウダールームで仲良く化粧直しをした良い思い出があります。

情勢や常識にとらわれることなく、時にはそれに抗いながら、自分たちを信じ、働きかけ続ける登場人物たちは、決して華やかではありませんが、ひとりひとりがスーパーヒーローです。その人それぞれが、それぞれらしく自分にできることをやっています。

コーラルも業界に古くて新しい「あたりまえ」をつくろうと挑戦しています。お客様の満足に少しでも近づけたらと思います。

今日は、コーラルの行っていないサービスを持っている他社様をご紹介させていただきました。





それではみなさん、またブログでお会いしましょう~。




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