あんしん瑕疵(かし)保険と安心R住宅

Tag: 家探し、 中古一戸建て、 中古マンション、 用語解説、 あんしん既存住宅個人間売買瑕疵保険、 プレミアム・オーナーズデスク、


リユース!中古住宅も、英語で言うとリユースです。


ごんだです

この記事を書いている人
ごんだなみ(權田菜美)
元・大学研究所職員。コーラル(株)の経営戦略室で働いている。お客さまにコーラルのサービスをお届けするために、自社サイトを作ったり、企画を考えたり、ブログを書いたりしています。
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みなさま、こんにちは。コーラル、経営戦略室のごんだです。今日もブログを読んでいただいてありがとうございます。

住まいで一番大事なのは安心ではないでしょうか

コーラルでは、お客様に安心して中古マンション、中古一戸建てに住んでいただくために、「あんしん既存住宅個人間売買瑕疵(かし)保険」と、「プレミアム・オーナーズデスク」の付帯に努めています。

(※瑕疵(かし)って聞きなれない言葉ですよね。瑕疵=きず、欠陥という意味です)

売却を任せていただく売主様にも、これから住まわれる買主様にも安心して気持ちよく取引していただきたいという理由と、不動産は買って終わりという商品ではありませんから、安心して住んでいただくためにとても重要なサービスだと考えています。賃貸収益目的で物件を買われる方にとっても、安心であることは変わりありませんね。

コーラルでは厳選した中古物件を取り扱っておりますが(訪問査定にお伺いし、お客様が売却活動をコーラルに依頼したいとおっしゃられても、お断りすることが実際にあります)、住む身にとって、安心・安全以上の付加価値はないのではないかと考えております。

このふたつのサービスは、株式会社住宅あんしん保証が提供するものです。コーラルでは以前からこのサービスを住まいの安心・安全のために付帯してまいりましたが、先日、(株)住宅あんしん保証の営業担当の方に詳しくお話を聞いたところ、導入している企業はほとんどないそうです。

私としては、「なぜ?!」と思うようなよいサービスなのですが、不動産売買というのはふるーくから産業ですから、新しいサービスがなぜ必要なのか、今のままで十分じゃないか、と考える同業者の方々が多いみたいですね。

しかし、時代とともに安心などの概念も変わっていきますし、コーラルでは重要なサービスだと考えています。


プレミアム・オーナーズデスク

プレミアム・オーナーズデスクは、24時間対応の生活サポートサービスです。コンシェルジュサービスや、健康医療・生活相談受付サービスなど多彩なサービスがオールインワンになっているものですが、コーラルのほうでお客様におすすめしているコンテンツは、「住宅設備延長保証」と「緊急駆けつけサービス」です。通常、中古物件の設備保証は、1週間しかついていません。たった1週間!これを1年間の保証に延長するサービスで、給湯器や浴室換気乾燥機、インターホンやエアコンなどが対象になっています。

緊急駆けつけサービスは、水回り、ガス、ガラス、電気設備、はたまたカギまで、生活の24時間365日、文字通り駆けつけてくれる出動対応を含むサービスです。

あんしん既存住宅個人間売買瑕疵(かし)保険

あんしん住宅瑕疵保険は、国土交通大臣の指定を受けた「住宅あんしん保証」という企業が、住宅瑕疵担保履行法に基づいて提供する住宅の瑕疵を担保する保険です。保証期間も、1年から最長5年と長期にわたっています。

通常ですと、瑕疵保証は3か月のみですので、期間的にもかなり長くすることができます。

また、保険に入る前に、専門家によって保険をかけたい中古住宅の現場調査がなされ、その調査にパスした物件のみが、保険に加入することができます。調査に合格した物件というだけでも安心度が高まりますね。

保険の対象となるのは、

(1)本構造部分
・柱、基礎など・・・構造耐力上、主要な部分
・外壁、屋根など・・・雨水の浸水を防止する部分

基本コースでは、(1)のみですが、コーラルでは、以下の(2)も特約部分も付帯しています。

(2)給排水管路
・給水管、給湯管、排水管、汚水管

この特約部分ですが、戸建て住宅の場合、さらに以下の3点が含まれます。

(3)給排水設備
・受水槽、揚水ポンプ、加圧・増圧ポンプ、高架水槽、温水器、雑排水ポンプ、湧水排水ポンプ、汚水ポンプ、桝

(4)電気設備
・受変電設備、配線、開閉器盤、動力盤、分電盤

(5)ガス設備
・ガス配管、中継遮断弁

ガス事業者や上下水道事業者などが所有する部分を除き、売主様が占有する部分を保証します。水やガスなど重要なライフラインがカバーされる特約です。

すべては住まいの安心のために

コーラルでは、中古住宅に住まう安心を推進するために、こういったサービスを売主様とご相談のうえで、これらのサービスを付帯しているのです。

中古不動産流通を促進する国の動き

政府は、住宅施策として、オリンピックイヤーの『2020年(平成32年)までに「中古住宅流通市場・リフォーム市場の規模を20兆円まで倍増」させる』という目標を定めています。

(これは、首相官邸ホームページの、『新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~』に記載されています。)

最近は、既存住宅、すなわち、中古マンションや中古一戸建て市場の拡大に政府も注力し始めています。戦後の経済戦略のなかで、新築住宅に力点を置いてきた政府が変わりつつあるのです。

中古住宅のストックは近年増加しており、日本では先進諸国に比べて、中古住宅の活用が遅れている傾向にあります。日本では住宅流通量に占める中古住宅の割合が20%を切っていますが、アメリカ83%、イギリスでは87%、フランスも68%となっています(国土交通省調べ)。

この原因は住宅の購入を検討なさっている方々に対して不安解消となるような、品質など、購入にあたっての十分な検討情報開示がなされていないことも大きな原因だとしています。要は、一般的に「品質に不安」「汚そう」「わからない」というイメージがまだまだあるということです。

中古住宅を安心して取引してもらうために~安心R住宅~

2017年2月16日(木)の日経新聞にて、国土交通省が、高品質の中古住宅を対象にした認定制度をつくる、との発表がありました。「建物の劣化度合を調べる住宅診断の実施や、保険加入などの一定の基準を満たせば、新設する認定マークの使用を認める」とのことです。これは、「国が認定マークで一定のお墨付きを与えることで、買い手が安心して取引できる環境を整える」ためだと書かれています。運用は、2017年度中にスタートするそうです。

(上記2か所の引用、左記日付、日経新聞より)

引用の中にある「保険加入」というのが、コーラルではすでに買主様の住まいの安全、中古マンション、中古戸建ての付加価値付けとして利用している「あんしん既存住宅個人間売買瑕疵(かし)保険」なのです。

時代がコーラルに追いついている感じがしますね~~。と言ったら言い過ぎでしょうか。住まいは、日々の暮らしですから、平穏無事が一番です。そこを保証するのは、当然のことだと考えています。

そしてこの認定マークが、「安心R住宅」となったと、2月28日(火)の日経のオンライン記事で発表になっていました。(そのほか複数のウェブの新聞媒体やニュース媒体で記事になっていました。

高品質の中古住宅「安心R住宅」に国交省が制度案

名称のRは、Reuse(リユース、再利用)、Renovation(リノベーション、改装)に由来するそうです。なるほど!シンプルですが、大切な概念が詰まっていますね~!

住まいにもっと、安心と安全を!

コーラルでおすすめしている物件の一部には、「あんしん既存住宅個人間売買瑕疵(かし)保険」と「プレミアム・オーナーズデスク」付きで販売されているものがあります。売主様のご意向でつけています。

もし、ご購入検討なさっているものについていなければ、付帯も可能ですのでご相談いただければと存じます。

これから、長い間住む家ですから、安心が一番。それがコーラルの願いです。






それではみなさん、またブログでお会いしましょう~。




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