家探しと接客と重田姉妹（『吉祥寺だけが住みたい街ですか？』）
Tag: 家探し、 不動産探しのノウハウ、 仲介手数料が安い、
この記事を書いている人
ごんだなみ（權田菜美）
元・大学研究所職員。コーラル（株）の経営戦略室で働いている。お客さまにコーラルのサービスをお届けするために、自社サイトを作ったり、企画を考えたり、ブログを書いたりしています。
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みなさま、こんにちは。コーラル、経営戦略室のごんだです。
マンション、戸建てのご案内で大切にしていること
最近、中古マンションを売りたい方からの査定や、内覧のご希望が多く、営業スタッフが猫の手も借りたい状態です。コーラルに猫はおりませんので、權田の手も借りたいということで、物件のご案内でお客様と会うことが多くなりました。とりわけ、毎週土日や祝日は、物件のお願いをしています。
一軒一軒、物件のスペックだけではなく、駅からの道のりや、スーパーや学校などの周辺環境、バスなどを含めた交通機関など、暮らしに必要なことを、営業スタッフの先輩方に教えてもらうだけでなく、売り主様が居住中の場合は、売り主様にもおすすめポイントや、気になる瑕疵（かし）なども教えていただきながら、対応しております。
物件のスペックだけならば、販売図面や、アットホームなどのポータルサイトなどからも確認できます。しかし、掲載できる写真の数などもサイトのデザイン上で限られていますし、本当に、見てみないと分からないことが多いと実感します。
内見でこんなところも確認してください
お客様みなさま、お部屋のなかはもちろんじっくり見られますね。細かい方ですと、窓や扉の開閉具合をお確かめになったりもなさいますね。それ以外の部分も日々の暮らしにかかわってきますので、ぜひよく見てみてください。
【教養施設】
マンションによっては建物内に、居住者専用のコンビニ、ラウンジ、パーティールーム、キッズルーム、託児所、スポーツクラブ、トランクルーム、などなどの施設が充実しているものもあります。また、２４時間対応のコンシェルジュや、管理人サービスなども生活を便利にしてくれるので、ちょっとデスクをのぞいてみるのもいいかもしれません。
【ゴミステーション】
２４時間ゴミを捨てられるゴミステーションがついているものや、さらにそれが各階にあるところなどもあります。実際覗いてみれば、管理が行き届いているところが見られ、安心感があります。
【宅配ボックスとポスト】
エントランスは通り抜けるだけでなく、宅配ボックスの位置なども確認したいですね。日々の導線がイメージできますよ。
【駐輪場や駐車場】
駐輪場は駐車場は、空きの有無も含めてご確認ください。
内覧にいらっしゃるお客様もそれぞれいろんなニーズやご要望があって、コーラルまで来てくださいます。みなさまのご要望をぱぱっと見抜くのは本当に至難の業です。少しずつ、内覧はマイペースになさっていただくのが一番だと思っておりますので、ご覧いただいている個所の解説を加えながら、少しずつお話を伺い、ご要望がちらりちらりと見えてきます。
これがどうして、なかなか難しいところです。ふ～む！
『吉祥寺だけが住みたい街ですか？』
私自身は今、シェアハウスに住んでいるのですが、共有のマンガ本棚がありまして、それぞれが好きなマンガを置いています。（私のコレクションからの一押しは、夕タン先生の『よっちの本』（ゆうたん先生と読みます）と山田勇男先生の『戯れ』です！）
その書棚に、ルームメイトが『吉祥寺だけが住みたい街ですか？』というマンガを加えました。テレビ東京でドラマ化されていたことを知らなかった私は、タイトルに惹かれてパラパラとめくると、不動産屋の話じゃないですか！もちろん一気読みしました。
重田姉妹のご察し力がほしい
この漫画は、吉祥寺で両親から引き継いだ「重田不動産」を経営する双子の姉妹のお話です。重田姉妹はへヴィメタル好き、ふたりともぽっちゃりで、お友達はニートやレコードショップの店員と、とっても自由な雰囲気。お客様にはタメ口。
彼女たちは、「吉祥寺に住みたい」と思っているお客様をことごとくほかの地域の物件に連れていき、見事、お客様を満足させ、「ここに住みたい！」という気持ちにさせます。「吉祥寺じゃなくてもいいかあ～」という消極的な感じでなくて、「このに住みたい」「この家に住んでみよう」というのはとても強い気持ちですよね。
はじめは、自分勝手なはちゃめちゃ姉妹が、自分の趣味で大胆な営業とご案内をするという内容かと思ってしまいました。が、全く違いました。
彼女たちは、お客様へのさりげないヒアリングや会話で、お客様のぼんやりとしたニーズや好みを、明確に点として浮かび上がらせ、線や面にしていくのです。
例えば、吉祥寺の外食店やパン屋さんに詳しいお客様には、「自炊しないだろうから、キッチンは小さいけど、他が充実した物件」で、かつ「日常的に使えるようなレストランや定食屋がたくさんある地域」に連れて行ったりします。
う～～ん！すごい！
重田姉妹には、お客様の大切なものがばっちり見えているのだなあと思いました。
フランクな接客？かっちりした接客？
これは、お客様や営業スタッフの個性にもよると思うのですが、重田姉妹の良いところは、彼女たちのフランクな接客にあると思います。どのお客様も、ざっくばらんな態度に驚きますが、思わず自分のことを話したくなるような雰囲気なのです。個人的な悩みも、案内してくれる物件に反映してくれる。
やっぱりすごい！
弟子入りさせてください、と思いました。でも、これって漫画だから成り立つキャラクターなんじゃないかな～とも思ったのでした。
コーラルのスタッフは、時折、一緒に食事に行きます。本社が亀戸にありますので、会社の周りはおいしくて安いお店がたくさんあります。お店の店長さんやスタッフさんには、お顔を覚えてくださる方もいらっしゃって、プロフェッショナルを感じます。
先日、食事に行った際に、「どうやってご案内をやっているか？」という話題になりました。井上さんは、かっちり説明派、石井さんは丁寧アウト先行派（悪いところは先に全部言ってくれます）、山本さんと村上さんはフランク・フレンドリー派、とのこと。
フランク・フレンドリー派も、実存していますね～！
誠実という言葉そのもののかっちりした接客も、なんでも気さくに話せる気になるフランクな接客も、お客様の気持ちやご要望に応えようとする姿勢と、個性が混ぜ合わせられた結果なのだなあと話しながら思ったのでした。
そして諸先輩方から「いやあ～、權田さんも、山本さんや村上さんみたいなフランクで気さくな距離感の、いい営業ができるようになる素質があるよ～」と言われました！お客様に対しては、緊張してしまうたちなので、ちょっと嬉しかったのでした。
重田姉妹みたいになってみたいですね～。あそこまでお客様の心の中の点を線にできたらいいよなあ～とあこがれるのでした。
っと、本職のマーケティング業務も大事にします。頑張ります～。
追伸：重田姉妹の、自分たち自身の太った体格にとても肯定的なところも大好きです。
それではみなさん、またブログでお会いしましょう～。
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