住宅ローン審査で「えっ・・・・?」となる前に

不動産を買うとき、おおよそ99%の方が、金融機関のローンを利用されます。

特に、2016年2月の「マイナス金利政策」以降はほぼ100%ではないでしょうか。

また、住まいの購入に至っては、住宅ローンの利用は是非したほうがいいかもなのです。

それは、10年間の所得税還付(住宅ローン控除)を受けることができるからです。

そんなことも有り、ほぼ購入者は購入時住宅ローン利用を希望されることになるんですが、

ここに思いもしない落とし穴が存在するって知ってましたか?

その大きな落とし穴とは、

そう、ローンが否決されてしまうということ。

不動産を買う時の流れとして、

買いたい物件が決まり、いざ買おうって思ったら、その物件の売主へ購入希望書を出します。

その書面には、住宅ローン利用の有無も記載することになります。

住宅ローン利用となれば、まず購入希望者にやっていただくことが、

事前審査というものです。

この事前審査で引っかかってしまう方がたまにいて、

申込者もまさかのびっくり。青天の霹靂とも言うようなことが起こったりします。

皆さん、この審査、どんなことが審査されているのかご存知ですか?

さて、ここに 各銀行が住宅ローン審査で何を重視しているのかを調査した、国交省のアンケート(民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書)があります。

国交省のアンケート【民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書】から

上の図は平成26~28年度の「住宅ローン審査で調査する項目」をまとめたものですが、重視される項目はだいたい決まっていることが読み取れます。
ここでは、それらの項目を本人の属性に関すること・借入金額に関すること・個人信用情報に関することと性質ごとに3つに分け、合格・不合格のラインを探っていきます。

事前審査時には、この中で主に本人の信用度(個人信用情報)がチェックされます。

事前審査で通らないという事は、この項目のいづれかに該当したことが考えられるのですが、

申込者ご自身でも知らない間に、この信用情報項目に事故歴として該当してしまうことが有るんです。

それが、スマホの支払い履歴。

スマホの代金を分割払いにしている場合、通信事業者に毎月支払っている料金は、通話料やデータ通信料だけでなく、スマホ本体の代金も含まれています。

スマホの代金支払いはクレジット契約となっている場合がほとんどですから、これを滞納すると個人信用情報に「延滞」の履歴が残ってしまうのです。

もし、いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまうと、そこから5年間は金融機関から融資を受けることはできないと言われています。
これが原因となり住宅ローンも組めなくなってしまいます。

滞納してしまう理由は、「つい うっかり」なのかもしれません。しかしそれが、住宅ローン審査に大きく影響してしまうこがあります。

という事で、購入前に皆さんにぜひ、やっていただきたいことが有ります。

それは、ご自身の信用情報の確認。

このご自身の信用情報を確認する事って、今はパソコンからもスマホからも簡単にできるんです。

ご用意いただくものは
1.インターネットが使えるパソコンまたはスマートフォン

2.クレジット等の契約にご利用された発信番号を通知できる電話

3.ご自身のクレジットカード

となります。

費用は1,000円。

全国どこからでもご都合に応じて、ご自宅のパソコンやスマートフォンの画面上で回答情報(開示報告書)を即時に確認できます。
開示される方法は、複数のカードやローン契約のある方はその契約数分が開示されています。

住宅ローンをこれから借りたい、申請したいという方は、まず、ご自身の現在の信用情報を確認した上で住宅ローン審査を受けるのがいいかと思います。

是非、購入前に、「まさか・・・・・」になる前に、金融機関のあなたへの信用度をチェックしてみてください。

チェックはこちらから CIC

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